【東北からドイツへ】ドイツのハロウィン事情とは!?
どうも、とりぴです!
本日はドイツのハロウィン事情についてお話ししていきます!
そもそもハロウィンとは?
日本ではコスプレ大会と化したハロウィンですが、
元々は古代ケルト期限の秋の収穫祭や悪霊を払う非常に宗教的な意味合いの強いお祭りです。
語源はカトリック教会の11月1日に祝われる「諸聖人の日(万聖節)」の前日、つまり「All Hallow Eve」がなまって
となったと言われています。
ちなみに諸聖人の日はドイツでは祝日となっています。
ただ、ハロウィンがヨーロッパ由来のものでも火をつけたのはアメ
リカです。
移民が18世紀後半以降に持ち込んだ習慣が「現代ハロウィン」の怒りです。
アメリカではハロウィンはすでに民間行事になっているので、宗教的な要素は一切ありません。
ドイツのハロウィンとは!?
ドイツのハロウィンは、アメリカのハロウィンのように1ヶ月前から仮装の用意をするようなガチガチなものでも、日本のようなコスプレ大会でもなく、パーティーの口実として利用されるくらいです。
そもそもドイツでは10月31日は「ルターの宗教改革」の記念日としての知名度の方が高く、地域によって祝日になっているほど重要度の高い日です。
宗教改革についての記事↓
yazuyayazuya777.hatenadiary.jp
なので10年ほど前は10月31日をハロウィンと特に意識する人も少なかったそうです。
しかしドイツにも最近ハロウィンの波が若者を中心に来始め、
大学で31日は割と大きめのハロウィンパーティーをするくらいの
知名度にはなっています。
僕が体験したハロウィンパーティー
渋谷のハロウィン観てると、
— とりぴ@ドイツ留学ブログ更新中 (@toripy777) 2018年10月31日
暗い部屋で仮装して、曲に合わせて踊っているだけのドイツのハロウィンが非常に健全なものに見えてきた(^◇^;) pic.twitter.com/2L3nhBVbMf
僕がパダボーン大学で体験したハロウィンは仮装して街に出るようなものではなく中くらいの大きさの部屋にマスクや小道具を持って最低限の仮装をした人が集まって、音楽に合わせて踊るという非常に健全なものでした。
言ってみれば、普段から海外の大学生が行なっているような自分たちでやるクラブ的なものに少しばかり仮装というハロウィンというエッセンスを加えただけの非常に簡易的なものです。
仮装も日本や本場アメリカのように凝ったものはなく、スーパーで買えるようなドクロのマスクや、化粧で顔をゾンビっぽくしたものなどが大半でした。
中にはスーツを着てエグゼクティブの仮装と言い張っている友人もいましたw
なので、ドイツでハロウィンは知名度は上がってきたと言ってもまだまだ大学生など若者世代だけで、それも普段から行なっているパーティーとほぼ遜色がない感じです。
僕個人お感想としては、軽くお酒を飲んで音楽に合わせて踊っているだけの普段のパーティーと変わらない感じのハロウィンの方が、渋谷でトラックをひっくり返し町中ゴミだらけになるものよりも健全だと思うのでドイツのハロウィンはこのまま でいいと思います。
まとめ
・ ドイツのハロウィンは若者には知名度はあるものの、宗教改革記念日としての認識の方が有名。
・ハロウィンパーティーと言っても普段のパーティーとあんまり変わらない。
それではまた次の記事で!
(僕のマスクは隣の中国からきた友人に借りました)
Auf Wiedersehen!!
▶︎参考記事