Daily Paderborn/パダボーン日記

東北からドイツのパダボーンに留学している大学生の日常を徒然なるままに書き記したブログです。

誰も話さない留学の下準備!/ 現地で揃えれば良いという危険な考え【パダボーン日記】

どうも、とりぴです!

 

本日は僕がドイツに来て一番後悔した下準備の足りなさについての反省を述べていきます!

 

この件に関しては己の至らなさにひたすら反省しているので、

今後同じような留学生が出ないことを祈って本日のブログを書いていきます。

 

ドイツに来ての一番の後悔

ドイツに来てからの一番の後悔は、日本から荷物をほとんど持ってこなかったことです。

 

持って来たものは、

・MacbookPro(15インチ)&充電器具

iPad

iPhone&充電器具

・ワイヤレスイヤホン

・GoPro6&セルカ棒

・モバイルバッテリー

・コンセント変換器

・財布(成田で両替した225€入り)

・着替え5日分

・トレーニングウェア&用具&バッグ

・日本からのお土産(お茶のパックやカントリーマームetc)

・ドイツ語学習の教材を一冊

・本(150Pくらいの薄いやつ)

・絆創膏

・葛根湯(漢方)

 

 

以上の通りです。

いずれもコンパクトに収まるものばかりなので、(パソコンは少々重かったですが。)

小型スーツケースとバッグで十分収まりました。

 

 

実は飛行機に入るギリギリの大きさの23リットル入るスーツケースは所持していて、

僕が利用したアシアナ航空という航空会社も、23kgまで持っていくことが可能でした。

 

なので、他に持って行こうとすれば持って行けたものも多くあったのですが、

サプリメントなど)

 

僕は小型のスーツケース(11リットル)を選びました。

 

なぜこんな小さいスーツケースで行こうと考えたかというと、

 

・仮にヨーロッパを回る際にスーツケースが必要になる場合、大型のスーツケースだと移動に難があるという理由が一つ

と、

 

・必要なものは現地で調達すれば良いという考えから、

必要最低限の荷物をだけを用意した結果、11リットルのス

ーツケースで済んだ

という理由です。

 

 

いずれの考えも後々間違いだったことに気づくのですが、その時は、

最低限の荷物で海外にいく自分かっけえなあとまで思ってました。

 

(己の粗忽さに呆れています笑)

 

言い訳をさせてもらうと、ドイツ行くにあたって、すでに1年留学していた先輩に、

 

持っていった荷物に関して聞いたら自分が持っていったスーツケースよりもはるかに小

さい手荷物だけで行ったという話を聞いていたので、完全に油断してしまいました。

 

実家から空港に行ったのですが、母親から流石にその荷物は少なすぎると

(実はその時点では着替え2.3日分しかなかったw)

言われ、群馬のユニクロで服を補填して行ったので、非常に助かりました。

 

もしそこで服を買っていなかったらドイツきてしばらくは服が洗えなかったので、

着る服がなくなるという大惨事に至らずにすみました。

 

やはり親は偉大です。

 

そういえばアドバイスをもらった先輩はドイツの環境になかなか適応できずに大変だっ

たと言っていたので、やはりどの程度下準備したかによって、留学後の環境に適応できるかは変わって行くと思います。

 

 

・ヨーロッパでの旅行にそもそもスーツケースは持って行かない

大型のスーツケースを持って行くのを最初に躊躇した理由として、ドイツについてか

ら、近隣のヨーロッパ諸国を回るのに大型のスーツケースでは周りづらいだろうという

理由をあげたのですが、

この前フランスとベルギーを訪問してきた感想として、

一つの国の滞在時間が1日2日の旅行なら、スーツケースは必要ないということが

分かりました。

 

仮に何週間も一つの場所に留まる旅行に行くのであれば、必要かもしれませんが、

2泊3日くらいのプチ旅行なら、いちいちホテルにスーツケースを置いて市街を周って

いる暇はないので、普通にショルダーバッグなどの大容量のバッグで問題ないと思いま

す。

 

持って行くものは着替えとタオルくらいなのでスーツケースは要りませんでした。

 

現地に着くたびにホテルにおくのも一苦労ですし、スーツケースを持って周るのはなお

の事です。

 

なるべくフットワークを軽くできる軽装が旅行には向いているということが分かりまし

た。

 

 

・必要なものは現地で揃えれば良いという浅はかな考え

 

この現地で揃えるという考えがいかに危険でいかに浅はかなものかというのをこちらに

きてからひしひしと感じています。

 

理由としては、人間は自身の生まれ育った環境とは違った場所に行くと、

そこの環境に適応するまでにある程度時間がかかるということがあります。

 

単純にそこに住む人たちが無意識にしている社会通念や考え方になれるのもそうです

し、

もっと単純な日常生活においてとる食事や洗濯、移動と行った行動も現地の環境に

合わせて行く必要があります。

(例えば僕の住む量は洗濯機の使用が一回300円なので、日本にいた時のように毎日洗

濯ができないので同じ服を2日連続で着るといったことです)

 

こうした日常生活に現れる変化に対して、そこの環境にある程度の期間滞在することに

なっているので適応する必要があります。

 

しかしながら現地に到着してすぐは様々な契約や用事に忙殺され、日常生活の適応が後

回しになりがちです。

 

仮にそうした場合、日本からなにも持って来ていないと体も精神も環境の急激な変化に

適応できず、無駄に自身のエネルギーを使ってしまうことになります。

 

現地の環境への適応目的ではなく、留学して何を学び何を成し遂げたいかという

目的のための手段でしかないので、

僕の考えとしては下手に意地を張って現地のものだけでいきていこうとするのではなく、

力を抜くところは力を抜いて、日本の、自身が生まれ育った土地から持って来たものに

頼るのも全く悪いことではないと思います。

 

(特に調味料は日本から一式持って来ても良かったと思います。)

 

 

一口に、「必要なものは現地に揃えれば良い」といっても、

そもそも「日本人」にとって「必要なもの」と

「ドイツ人」ににとって「必要なもの」には大きな隔たりががあります。

 

なので、現地では日本で当たり前のように手に入るものもなかなか手に入りません。

 

現代ではインターネット販売が発達していて、大抵のものはAmazonで手に入るといって

も、そもそもamazonが自身の部屋にきちんと届かないと効果を発揮しません。

 

(現に僕は最初にAmazonで注文した「間接照明」が2週間経っても届かず、

最終的に消息不明で料金返品になり、非常にストレスが溜まったのを覚えています。)

 

日本のようにインフラが整っているという保証はどこにも無いです。

 

まとめると、

・自分にとって「必要なもの」は現地にはないor手に入りにくい。

 

・「必要なもの」を必要でなくするには(環境に適応する)にはある程度の期間が必要。

 

(そもそも、僕は環境に適応する必要は目的や期間によっては必要ないとまで思っている)

 

こうした理由から、

「必要なものは現地で調達」という考えはがいかに危険で思慮が足りていない考えかがわかります。

 

 

下準備に関するまとめ

結局のところ、僕の後悔としてはもっと日本から大量に普段から使用しているものを持って来ればよかったなというものです。

 

これから留学に行く方は必ずできる限り最大限の準備をし、ありとあらゆる想定に備えた完璧な準備をして出発することをお勧めします。

 

仮に空港で手荷物がオーバーして追加料金を支払うことになったとしても、その荷物を現地で用意するコストを考えたら全く問題にならないと思います。

 

具体的に何を持って来ればよかったかについてはまた別の記事でお話しします!

 

それでは、Auf Wiedersehen!!