【東北からドイツへ】【9/25(火)-DAY26】「過去最高の銀行員の方の親切な対応に心からのDanke/図書館の敷居が高いドイツの大学」【留学生の日常】
どうもとりぴ(https://twitter.com/?lang=ja)です!
本日はようやく銀行の口座開設の予約日だったのでようやくドイツで口座が作れた記念すべき日でした。
1日の流れ
・Crash cource
昨日は一足先にGerman Nightから抜けたのでたっぷり寝られたので非常に良い気分で起きられました。
思い返せば、ドイツ語を学び始めてから早2週間、始めは「名詞の性差」や「主語に応じて動詞が変化すること」に対して欠陥言語だろとしか思ってなかったのですが、
時間が経つにつれシンプルすぎる英語よりも言語習得において面白さを感じ始めたので、食わず嫌いはよくないなと感じました。
どうやら来週の月曜日がテストらしいです。復習せねば。
ドイツの文法は特殊なのでじっくり学ぶ必要があります。
平叙文を疑問文にするとき、英語だとDoを文頭に持ってくる必要がありますが、ドイツ語はただ主語と動詞の位置をひっくり返すだけなので、そこだけは簡単ですが他の副詞などの位置のルールは複雑です。
今日は水ではなく、「りんご&いちご」のフルーツジュースを持ち歩いてい
ます。
フルーツジュースに関しては日本のものよりも美味しい気がします。
今日はやけに眺めの良い教室でした。
非常に清々しい気分で授業が受けられました。
・ドイツらしい街並みの残るパダボーン市
教室の窓からのドイツらしくて素敵です。
ドイツ人曰く、「北ドイツは発展していて街並みが退屈」らしいのですが、僕の今いるパダボーン市はいい感じに田舎なのでドイツ特有の街並みも多く残っています。
(人口も15万人弱です。)
引用:
https://www.google.com/url?q=http://data.un.org&sa=D&usg=AFQjCNFutQDJNnZn4F70PKSY5R5CFdjHYA
日本の都市の中でいうと、東京都の武蔵野市くらいの人口規模です。
ただ武蔵野市は面積が約11㎢と、パダボーン市の180㎢と比較するとあまりにも小さいので、
同じくらいの面積(140㎢)の埼玉の深谷市をイメージした方がまだ近いかもしれません。
・ランチ
「ミュンヘンソーセージ」学生料金で2.2€(約300円)
子牛肉にパセリやレモン、ナツメグなどの香辛料を混ぜたすり身を白い皮で包みゆでたものです。
このソーセージは
皮を剥がしてマスタードをつけて食べるのが正しい食べ方らしいのですが、
面倒臭いので皮ごと食べています。
あとマスタードが嫌いなのでそれもつけていません。
フルーツは高いので買いません。
ジュースも高い。
・本日のメニュー
「ミュンヘンソーセージ」
「Langkornreis(ラングコルンライス・長粒の米)」
「鶏肉を揚げたもの」
5€(650円)くらいでした。チキンカツのソースが美味でした。
フィードバックしておきました。
これで来週もまた献立に出てくることを祈ります。
・図書館で一休み
エレベーターの鏡が体全体が映る鏡なので筋肉をチェックしてしまいました。
悪いクセです。
人が乗ってこないか緊張しながら撮影しています。
留学関係の手続きの一環で、セメスターチケットを受け取りに行く予定が13時半からあったので、それまでの時間図書館で作業して時間を潰すことにしました。
始めは図書館前の談話スペースで作業をしようと思ったのですが、風が入って来て寒いのと人が多く通り集中できないので図書館の中に入ることにしました。
あと木の椅子がえげつない硬さなのも移動した原因です。
・図書館内部の作業スペース
パダボーン大学の図書館は内部に入るのに、手持ちのカバンをロッカーに預けた上で、
カゴに必要なものを入れて入るという面倒臭いシステムになっていたので、
そうした面倒臭いことをしなくても使用できる「作業スペース」で作業しました。
椅子も柔らかい。
内部はとても静かでかつコンセントも多量にあったので非常に集中しやすい場所でした。
・セメスターチケットを手に入らず
・I塔の4階のKerstin先生のお部屋にセメスターチケットを受け取りに行ったところ、
なんとまだ指定の口座に振込が確認されていないとのことで手に入れることができませんでした。
本来ならドイツに来る前に自分名義でゆうちょ銀行から振り込んでおけばよかったのですが、それを忘れていてほんの2日前ほどに親に頼んで振り込んでもらっていました。
名義が親の名前だから見つからないのではない可能性を話したのですが、
その親が送った銀行への送付証明書的なものをあとでメールで送ってくれとと旨を伝えられ、今回はセメスターチケットはお預けになりました。
また木曜日に来てくれと言われたので、無事送付されていることを信じて待ちます。
(国際送金はゆうちょ銀行からだと2日から4日ほどかかる場合がほとんどなのでおそらくまだ反映されていないのだと思います。余裕を持って送付をお願いしておくべきでした。)
・マネパカードでいつまでたっても引き出せない。
そのあと、現金を手に入れるためにまた校内のATMでマネパカードを使用して現金を引き出そうとしたのですが、
なぜかまたブロックされました。
昨日の午前中にオンライン上で口座にあるお金をカードにチャージしたので、
まだ反映されていないということは考えにくいのですが、全く原因がわかりません。
現金獲得の道のりは険しいです。
本当だったら引き出した現金で校内の自転車修理場で自身の壊れている自転車を修理してもらおうと考えていたのですが、残念ながら現金が手に入るまではそれも難しそうです。
⬆️校内にある自転車の修理場。20€で修理してくれるらしい。
現金が手に入らないと色々なことに制限がかかるので、非常にストレスが溜まります。
現金10万円くらいを日本の空港で両替しておくことをこれからドイツに留学しに行く人には強くお勧めします。
銀行開設は時間かかる上に、カードはこうしたバグがたまに発生するのであまり当てにしないほうが良いです。
盗まれないようにだけ注意しましょう。
・口座開設のために「Sparkasse」へ
寮から歩いて5分の「Sparkasse」にマリオと一緒に向かいました。
本日は非常に天気の良い日で散歩甲斐がありました。
今日は15時から「Sparkasse」に口座開設の予約をしていたので時間通りにつきました。
担当の人が以前に行った時と別人だったので驚きましたが、とても親切な方で非常にスムーズに開設手続きが進みました。
基本ドイツ語で説明がなされたのですが、一緒に付いて来てもらったバディのマリオに英語に翻訳してもらうことでなんとか理解することができてました。
マリオにはとても感謝です。
(あと担当の人も英語普通に喋れたことに途中で気がつきました。)
口座開設の際にこの「push TAN」というアプリと
「Sparkasse」というアプリにも入りました。
「Sparkasse」の方はゆうちょダイレクトのようなオンライン上で口座内の金額の確認や送金などができるアプリのようですが、「push TAN」というアプリの意味合いがいまいち分かりません。
・日本円を€へ
あてにしていたマネパカードが使用できなかったので、なぜか成田空港で両替しなかった日本円を両替することにしました。
28000円の手持ちのうち、25000円を両替することにしました。
世界的で最も偽造されにくいとされている日本円のお札を担当の人が物珍しげに見てたのが印象的でした。
口座を作ったので、換金手数料は無料
なのですが、その日のうちに換金できるわけではなく、
数日後にまた来て欲しいと伝えられたので
2,3日後に換金された現金を受け取りに行くことにしました。
ちなみにレートはその日のうちのレートではなく、換金された現金を実際に受け取りに行った日によるらしく、のちに受け取りに行った時は、
25000円が、178.8€になりました。(レートは1€=139.8円です。)
やはり成田空港で両替をしておいたほうが(1€=134円)はるかにお得でした。
(「Sparkasse」で日本円を両替した人のブログ)
・トレーニング
その後はマリオに日本の漢字の成り立ちについて色々教えた後に、Devonとトレーニングに行きました。
本日は背中トレの日だったのでまずはデッドリフトです。
せっかくなので、日本ではお目にかかれない珍しいマシンを使用してみました。
軌道が決まっているラッドプルマシン①
軌道が決まっているラッドプルマシン②
アメリカ人のDevonもうちの国でも見たことないと行っていたので相当珍しいマシンだなと思います。
・本日の買い物
ドイツは野菜が巨大化していて食べ応えがあります。
今日はナスをいただくことにしました。
・本日の夕食
おそらく普通の牛乳よりオーガニックな牛乳を購入したのですが、値の張るわりに普通の牛乳の方が味が美味しかったのでガッカリしました。
夕食はスパゲティを作りました。
トマトとナスとアボガドの組み合わせが良い選択でした。
余ったのでまた次の日のためにとっておくことにします。
スパゲティの味付けにレモンを絞ったら最高に美味しくなったので、今度からスパゲティを作るときにはレモンを欠かさずかけようと思いました。
本日の感想
今日はずっと心残りだった銀行口座の開設が実現して胸のつかえが取れたような気がします。
家賃の支払いや保険の支払いは全てドイツの銀行口座から支払われるので、ドイツに住むなら必ず必要になってくる手続きです。
もう少し早めに終わらせておけばよかったなと思いました。
それと銀行口座開設を担当してくれた50歳くらいの背の高い銀行員の方が、今までドイツで会ってきたどの銀行員の方よりも優しく親切に対応してくれたので心の底からありがとうと感じました。
今まで銀行に行ってもそもそも口座開設を渋ったり、何かと理由をつけて応対してくれなかった銀行もあり、以前応対した「Sparkasse」の受付の方も予約日時を間違えて予約していたりと銀行に対するイメージは最悪でした。
しかし、今回対応してくださった銀行員の方は、途中から自分にもわかるよう英語で説明してくれたり、終始、丁寧な説明を心がけてくれたりと非常に親切な応対をしてくれました。
日本にいた頃は普通に応対して普通にサービスを提供してくれることが当たり前だったのですが、ドイツに来てからその普通の基準がとてつもなく下がっていたので、
今回の応対が非常に新鮮に感じました。
今回の経験で思ったのが、ドイツのサービスは対応が適当な人が多いため、
たまに親切な方がいると本当に嬉しく感じることができる
ということです。
逆に日本にいた頃は過剰すぎるサービスを受けるのが当たり前になっていたので、これも留学しないと体感できないことだと思いました。
今日本に戻ったらひたすらサービスの良さに感動し続ける自信があります笑
これからもドイツのお店に行くときはサービスの期待値を極限まで下げて、たまに親切な対応に当たったら感謝していこうと思いました。
それではまた明日!
Auf Wiedersehen!!
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