【東北からドイツへ】「硬水と軟水どっちが良い!?ドイツの水事情&保険の大事さ」【9/24(月)午前-DAY25】
どうも、とりぴ(https://twitter.com/?lang=ja)です!
本日はGerman nightというドイツ文化を紹介するイベントがあり
それが一番印象に残ってました。ドイツ文化に触れる良い機会だったので寒さをこらえて中心街に行って正解でした。
それと、ドイツの硬水は日本人にとっては合うものなのか、詳しく調べてみたのでそれについても書いて行きます。
1日の流れ
・CRASH course
週末が天気が悪かったこともあり少し気分が落ち込んでいたのですが、本日は晴天で空気は冷たかったものの、日の光を浴びられたので非常に気持ちの良い日でした。
Crashコースの席がちょくちょく変更されるので毎回迷いながら教室にたどり着きます。
構内のマップがいい感じに雑なので大変です。
そろそろキャンパス内の場所の把握を完璧にしたいです。
金曜日の教室より広くて集中できました。
本日の授業はドイツ語の「主格、属格、与格、対格」について学びました。
ちなみにドイツでは、
・ Nominativ (主格=1格)
・Genitiv (属格=2格)
・Dativ (与格=3格)
・Akkusativ (対格=4格)
と言います。
この格についての分野はドイツ語を学ぶ上では非常にネックになってくる難しい部分なので、しっかり理解して行きたいと思います。
・ドイツの水はとてもハード
ペットボトルを持ってくるのを忘れたので、休憩時間中に水を買いに行きました。
いまだに硬水の味に慣れず、ドイツの水はどのくらいの硬度何だろうと思い、色々調べたのでそのことについてお話ししていきます。
以前にもお話したのですが、ドイツの水は日本の水と違って硬水です。
*日本での一般的な区分は、100mg/未満=軟水で100mg/L以上=硬水です
日本が平均して50~60度の硬さであるのに対して、
ドイツの水の硬度は300度と約5倍近い硬度の差があります。
ヨーロッパは基本的に高度の高い国が多いです。
↓記事に世界各国の水の硬度が詳しく載っています。
硬水はミネラルが多量に含まれているので健康にはいいかもしれません。
(もともと日本はミネラルが取りにくい土壌なので、これを機に自らミネラルを摂取できるようになれば、不足していたミネラルが補えるかもしれません。)
しかし軟水と違って硬水は栄養が豊富な分、飲みごたえがあり味にも違和感を感じる人が多いです。
味への違和感は、苦味成分を持つカルシウムと苦味と塩見が複雑に混ざった味であるマグネシウムが多量に入っているのが原因とされています。
ドイツで販売されている水がほとんど炭酸水なのも、
この味の違和感を中和するためだと思われます。
(これに関しては完全に想像ですが・・・笑)
基本的に街で買う水は全て炭酸水だと思っていいと思います。
そのくらいドイツでは炭酸水が主流です。
さらに、硬水は胃腸が弱い人にとっては下痢の原因にもなります。
マグネシウムの腸内で水分を保持する作用が下痢の直接的原因に挙げられます。
実際、僕もドイツに来て硬水に慣れるまでは2週間ほど
下痢気味の状態でした。
(便秘気味の人には適しているかもしれません。)
さらに、水自体の浸透性が軟水に比べて低い硬水では、料理の際に水が材料に染み込まないので、風味を生かすような料理に適していないといったデメリットもあります。
ヨーロッパの料理が日本の料理と違って素材の味ではなく、香辛料や強めの調味料によって味付けをするのも、
素材に水が浸透せず、だしなどが作れない硬水の特性に沿ったことがわかります。
↓下記事に軟水と硬水の成り立ちの違いが載っています。
硬水のメリットとデメリットをまとめると、
・メリット
①ミネラルが多量に摂取できる
(カルシウム&マグネシウム)
②下痢が治る
・デメリット
①慣れるまでは下痢気味になる
②味がまずい
③お腹にたまる
④日本食には向いてない
といったところです。
まあ仮に硬水が合わなかったとしても軟水が手に入るわけではないので、硬水の味を楽しめるように適応して行きたいと思います。
・ランチ
本日の昼食は、豚の骨つき肉とパルメジャーノレッジャーノを大量に振りかけたマカロニパスタです。
パルメジャーノレッジャーノが振りかけのように大量にかけられるのはドイツならではの良いところです。
この骨つき肉、味はよく、量も申し分ないのですが食べるときにどうしても手がベタベタになってしまうのが難点です。
あと2度目にして既に味に飽きてしまったので、やはり素材の味を生かす料理でないとすぐに飽きてしまうなと感じました。
・ドイツでの保険について
ドイツに来たら、非EU圏内から来た学生は、EU内で認められている保険に入る必要があります。
日本を出国するときにも保険は必要になるので、滞在期間(僕の場合は6ヶ月分)分の保険を日本で入った上で、さらにドイツに来てからも同じ期間分の保険に入る必要があります。
つまり、日本を出るための保険と、ドイツに滞在するための保険の2つを入る必要があるのですが、非常に学生にとっては無駄なシステムと言えます。
日本にいる間にEU内で使用できる保険に入ればいいのでは?という意見もあると思うのですが、
日本の大学の、留学に際しての保険の要項と、ドイツでの保険の要項に隔たりがあるので、どうしても掛け捨ての保険に入る必要が生じ、非常に無駄な制度だと言えます。
アメリカ人のDevonも同じような掛け捨てで保険に入る必要があったことを教えてくれたので、非EU以外は留学する際に無駄な保険料が生じる可能性が大きいです。
ドイツでの保険に加入できたら、二重になってしまうので日本で加入した保険は途中で解約するのが賢明です。
途中で解約すればそれ以降の期間の保険料は返却されるはずです。
追記:保険会社に確認したら学校を通じて加入した保険は途中で解約が不可能みたいです! ドイツに留学する場合は日本の保険は掛け捨てになることを覚悟しましょう!
ただし、ドイツの保険に無事に加入ができるまでは日本の保険が病気や怪我をした時の生命線なので、やはりきちんと日本の保険に加入しておくのが大事だと思います。
僕の大学(パダボーン大学)では後期セメスターが始まる10月までは保険には入れないので、仮に何の保険に入っていなかったら、到着した9月から丸1ヶ月はなんの病気も怪我もしてはいけないことになります。
医療保険に入っていればドイツは医療費が無料なので、ドイツに着いたらすぐにドイツの保険加入の手続きを進めるのが賢明です。
↓の記事参照
仮に保険に入っていない状態で救急車
(ドイツは救急車が有料なので呼ぶのにも一度費用対効果を考えて呼ぶ必要がある)
を呼ぶような大怪我をして全額自己負担で治療した場合、400万円もの大金を必要
になってケースも存在するので、なるべくリスクは避けたほうが良いです。
↓の記事参照
www.xn--ruqpu24rrwci0sxhl4x9b2yxa.net
ちなみにこれが僕が加入した「 Die Tecchniker」の保険の証明書です。
1月あたり約88€(11400円)となかなかの値段ですが、医療費が無料になることを考えたら妥当な値段かもしれません。
平均して学生は月に80€弱の保険料を支払うので、この保険会社は若干割高なもののそこまで高すぎるというわけではなさそうなので安心しました。
半年滞在予定なので、7万円弱を支払うことになりました。
日本の保険で(東京海上日動)既に5万円ほど支払っているので、仮にこのまま日本の保険も入ったままだと12万円という大金を支払うことになります。
早くこの二重保険制度が変わってほしいものです。
保険加入シーズンのためか学校に付属している『TK』とはまた別の保険会社が来ていましたが、既に入ってしまったので契約は不可能でした。
「TK」よりは安価だったと記憶していますが、せいぜい10€に収まるくらいなので特に問題はないと思います。
午前中のまとめ
ドイツの水事情と保険についての記述が長くなってしまい、午前中だけでかなりの文量になってしまったので、午後はまた次の記事に書きます。
夜の「German night」はとても楽しいイベントだったので次の記事をご期待ください。
それではまた!
Auf wiedersehen!
午後の記事↓
yazuyayazuya777.hatenadiary.jp